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歯周病治療のアップデート(R6.9.12院内研修より)

9月になってもまだ暑い日が続きます。院内は涼しいですが、外に出るときは要注意です。


今回は、歯医者さんが扱う二大疾患のひとつ、歯周病について院内研修でアップデートしました。


日本人が歯を抜くことになる一番の原因は、実は歯周病です。

歯周病の一番怖いところは、症状がないこと。痛みや違和感をほぼ感じることなく、歯を支える大切な骨を溶かしてしまいます。歯ぐきからの出血で気付ける人も少数派です。


そんな歯周病の治療で代表的なのが、歯石除去です。

しかし、単に歯石を除去するだけでは歯周病治療は失敗に終わります(Magunnuson et al. 1984)。歯石除去と併せて、もっと言うなら歯石除去よりも先に、歯磨きで歯周病原菌をコントロールできるようになることが大切です。

だいふく歯科で、歯石除去と一緒に必ず歯磨きを練習するのはこうした理由です。


歯周病が気になる前に、歯医者さんでの検査と、適切な処置をおすすめします。


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一生涯、ごちそうを笑顔で頬張る幸せをより多くの人に


世界各国の研究を道標にして真に効果のある予防歯科医療を実践します。

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